[ Home ] [ News Archive ] [ History ] [ Discography ] [ Solo Works ] [ Live ] [ Maniacs ] [ Special ] [ Links ]  [ Contact ]

History


1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008





Motley Crue - History 1992

※Motley Crueのバンド・ヒストリーを年代別に網羅!



1992/01
アルバム「DECADE OF DECADENCE」に収録された"Home Sweet Home ('91 Remix)"。イギリスでシングルとしてリリースされ、全英チャート27位にエントリー。


1992/01
ホームビデオ第3弾 「DECADE OF DECADENCE '81-'91」 リリース。


1992/02
Vince Neil、ナイトクラブ「Roxy」で開かれた自身の誕生日パーティで妻Shariseと大喧嘩。酔っ払っていたVinceは店の内装を壊し、店のオーナーから多額の修繕費を請求される。


1992/02/11
記録的な大雨と嵐の中、バーバンクのリハーサル会場に辿り着いたNikkiとTommy。同じく過酷な運転を強いられたMickと共にVinceの到着を待つが、Vinceは4時間余を経過しても現れず、電話にも出ない...
(※Vinceは皆の半分の距離に住んでいたが、明け方3時頃に酪酊状態だったことを目撃されている)

しびれを切らして送られたFAXに応じてVinceがスタジオに現れるが (電話に出ないがFAXは見れる=つまり、Vinceは受話器を上げていた)、挑戦的な態度で現れたVinceに対し、常々Vinceにヤル気が感じられないことにイラついていたNikkiの怒りは頂点となる。

互いにピリピリした雰囲気の中でNikki&TommyとVinceは激しい口論となり、Vinceは「オレは辞めた」と捨て台詞を残してスタジオを出て行ってしまう。


1992/02/12
Nikkiの自宅にて、Vinceを除くバンド全員と主要スタッフによる緊急ミーティング実施。

マネージメントの説得にもNikkiとTommyは主張を曲げず...Vinceの解雇が決定。

VinceはマネージャーDoug Thalerからの電話により、自分が解雇されたことを知る。
(※Vinceとしては「いつものケンカ」だったつもりで、解雇通知は青天の霹靂。またVinceは後に「当時は精神的に弱くなっていた時期で、本気でバンドを辞めるなんて考えてもいなかった。誰かの助けが欲しかった」と語っている)


1992/02/14
Motley Crue、Vince解雇に関するステートメントを発表。「Vinceはカー・レースに夢中で音楽に対する情熱も感じられず、バンド活動を疎かにしていた」

奇しくも同日、THE SCREAMのヴォーカリストJohn Corabiが、Nikkiがバンドを「お気に入り」として雑誌ROLLING STONEで紹介してくれたことに対する礼を言うべく電話をするが、逆にMotley Crueの新ヴォーカリストとしてのオーディション参加を要請される。


1992/02/15
傷心のVince、気持ちを癒すためガールフレンドでポルノ・スターのSavannah(サバンナ)を連れ、ハワイに旅立つ。


1992/02/17
John Corabiのオーディション1回目、まず手始めに"Healter Skelter", "Jailhouse Rock", "Smokin' In The Boys Room"など、それまでMOTLEY CRUEがカヴァーした曲をプレイ。その後"Don't Go Away Mad (Just Go Away)", "Dr. Feelgood"を続けてリハーサル。


1992/02/18
John Corabiのオーディション2回目、Johnが提示した作りかけのギター・リフにより、後のアルバム「MOTLEY CRUE」に収録される"Hammered", "Misunderstood"の一部が書き上げられる。

2回目のオーディションを経て、Johnの加入が決定。

前バンドTHE SCREAMとの契約上の問題により発表は暫く伏せられるが、バンドはJohnの奥さんに「ファミリーにようこそ」のメモが添えられた2ダースの薔薇を送る。
(※Johnの加入は、11ヵ月後に正式に発表されるが、その間にVinceの後任候補として名前が挙がっていたのは、KIK TRACEEのStephen Shareaux、BULLETBOYSのMarq Torien、RATTのStephen Pearcy、元VAN HALENのDavid Lee Rothなど)


1992/02/19
Vince Neil側もMotley Crue脱退に関するステートメントを発表。「音楽に対する情熱は変わっていない、ただしMotley CrueのNewアルバムの方向性には馴染めなかった」

Vinceは妻Shariseと娘Skylarをシミ・ヴァレーの自宅に残し、俳優Rob Lowe(ロブ・ロウ)の屋敷で気ままで退廃的な生活を送るようになる (後にVinceは「週末にSkylarと遊ぶのが唯一の健全な行いだった」と語る)。


<John Corabi (ジョン・コラビ)>

本名:同じ、1959/04/26にアメリカのPhiladelphia, Pennsylvaniaで生まれる。

ハイスクール時代にミュージシャンを志したJohn Corabi、実に50以上のカヴァー・バンドでの活動を経てL.A.のバンドANGORA(アンゴラ)で本格的な活動を開始。ANGOLAの解散後、THE SCREAM(ザ・スクリーム)を結成したJohnは、1991/08/20にリリースされたアルバム「LET IT SCREAM」でメジャー・デビュー。

アメリカの雑誌「Spin Magazine」で、Nikkiが「THE SCREAMのアルバムの大ファン」との記事を目にしたJohnは、バンドの名前を出してくれたことへの感謝(と、一緒にTHE SCREAM用の曲を書ければという下心)を伝えるべくMOTLEYのマネージャーDoug Thalerの事務所に連絡するが、その後、折り返しNikkiから掛かってきたオーディション要請の電話が、その後のJohnの運命を決めることになる。

プライベートでは、20歳で(18歳の頃の)バンド仲間の姉妹Valerie(ヴァレリー)と結婚し、息子1人をもうけている。

ただし、Valerieとの14年間に及ぶ生活において、ミュージシャンとして、また夫, 父親としても真っ当な?人生を過ごしてきたJohnの人生は、MOTLEY CRUEへの加入により180度転換。数々の幸運とロックスターとしてのきらびやかな生活、そして不幸を一度に味わうことになる (Johnはこれを「MOTLEY CRUEというライオンの口の中に入ってしまったオレ」と表現している)。


1992/03
Vince Neil、脱退後のブランクを空けることなくソロ活動をスタート。「Hollywood Records」からの要請により、映画「ENCINO MAN」サウンド・トラックへの楽曲提供のため、(当時)DAM YANKEESのJack Blades (B), Tommy Shaw (G)らとシングル"Your Invited (But Your Friend Can't Home)"を共作・レコーディング。


1992/03
バンドに入って僅か1ヶ月のJohn Corabi、Nikki&Tommyに振り回される生活を送るようになる。

当時、バンド全員の結婚生活が破綻に向かっていたが(Mickは1990年に結婚したEmi(エミ)、Nikkiは1990年に結婚したBrandi(ブランディ)、Tommyは1986年に結婚したHeather(ヘザー))、それぞれのハチャメチャなライフスタイルに付き合ううち、後にJohnは自身の結婚生活(妻Valerieとの)まで崩壊させてしまう。


1992/03
Vince Neil、DAM YANKEESと同じマネージメント(Bruce Birdが運営するCamelot Management)に移籍。新たにWarner Brothers(ワーナー・ブラザース)と契約を結ぶ。


1992/04
1991年にTommy Leeがプロデュース(2曲)したバンド、ELECTRIC LOVE HOGSのアルバムがリリースされる。


1992/05
Vince Neil、"Your Invited (But Your Friend Can't Home)"をソロ・シングルとしてリリース。

プロモーション・ビデオでは、Vince (Vo)のバック・バンドとして Phil Soussan (B / 元OZZY OSBOURNEバンド) と Vik Foxx (Dr / ENUFF Z'NUFF)、Vinceの義兄弟の友人であったRobbie Crane (G)、そしてVinceの義姉妹のボーイフレンド Kris (G)の4人が出演。


1992/06/10
Vince Neil、「MTV Movie Awards」のパフォーマンス・ゲストとして出演し、"You're Invited (But You're Friends Can't Come)" をプレイ。公の場でソロとしてのお披露目を果たす。

この時点でのVinceバンドは、Vince Neil (Vo), Steve Stevens (G / 元Billy Idolバンド), Robbie Crane (G), Phil Soussan (B), Vik Foxx (Dr)のラインアップとなり、ソロ名義でのアルバム制作が進められる。


1992/07
Vince Neil、俳優Rob Lowe(ロブ・ロウ)との共同生活を止め、Sunset Strip近くのホテル「Bel Age(ベル・エイジ)」に住み込む。

新たにナイトクラブ「Bar One(バー・ワン)」の株主となったVinceは、そこを根城に多くの女優やプレイメイトと浮名を流すようになるが、Hugh Hefner (ヒュー・ヘフナー / 雑誌「PLAYBOY」の発刊者で実業家)が開催したパーティで知り合ったモデルに自慢のフェラーリを破壊(交通事故)される。


1992/10/31
Vince Neilのマネージャー Bruce Bird(ブルース・バード)が逝去。Burt Stein(バート・ステイン)が新たにVinceのマネージャーとなる。

その後VinceはMOTLEY CRUEを相手取り、損害賠償500万ドルと将来の収益に関する訴訟を起こす。


1992/11
MOTLEY CRUE、来たるべきNewアルバムに向けてプロデューサーBob Rockとアイデア出しのミーティングを行う。

だが、ミーティング当日、前夜のパーティからの流れでコカインでヨレヨレになっているNikkiとTommyを見たJohnは絶句。また(シラフの2人しか知らない)Bob Rockは「バンドがまともにならない限り、自分がこのレコードを手掛けることはあり得ない」と言い残しスタジオを去る。


1992/11
カウンセラーBob Timmonsのアドバイスにより、再びシラフを誓ったMOTLEY CRUE(Nikki&Tommy)。カナダのヴァンクーヴァーでBob Rockと共にNewアルバムの制作を開始。


1992/11
ゲーム・ソフトのメーカー Segaから、ピンボール・ゲーム「Crueball」が発売される。



≪1991 1992 1993≫



[ Home ] [ News Archive ] [ History ] [ Discography ] [ Solo Works ] [ Live ] [ Maniacs ] [ Special ] [ Links ]  [ Contact ]
Copyright(C), Crueheads, All Rights Reserved