[ Home ] [ News Archive ] [ Discography ] [ Solo Works ] [ Live ] [ Maniacs ] [ Special ] [ Links ]  [ Contact ]

Solo Works


Vince Neil

Mick Mars

Nikki Sixx

Tommy Lee

----------

John Corabi

Randy Castillo



Vince Neil - CARVED IN STONE

* update 2008/ 07


VINCE NEIL / CARVED IN STONE

01. Breakin' In The Gun
02. The Crawl
03. Black Promises
04. Writing On The Wall
05. Make U Feel
06. One Less Mouth To Feed
07. Find A Dream
08. Lust For Life
09. The Rift
10. Skylar's Song
11. 25 Or 6 To 4

* #08, 11 Bonus Track Japan Only

* Original Released : 1995/08/08 (日本盤: 1995/09/10)
* Line-up : Vince Neil (Vo, B), Brent Woods (G), Robbie Crane (B), Vik Foxx (Dr)
* Produced by : DUST BROTHERS, Vince Neil (#10, #11)
----------------------------------------
* Single : #02."The Crawl", 10."Skylar's Song"
* Video : #10."Skylar's Song"

前作「EXPOSED」リリース後、Vinceは VAN HALENのサポートとして大規模な全米ツアー(1993/ 06末から08月末までの約2ヶ月間)に帯同。同年後半にはソロとしての初来日公演(1993/ 09)、さらに単独での北米クラブ・ツアーを行い、前作に連動した一連の活動を締めくくっているが、本作は約半年におよんだオフの後の1994年6月に制作着手され、約1年後の1995年8月にリリースされた2ndソロ・アルバム。
制作当初、アルバムのタイトルは「PIRATE RADIO」と されていたが、その後の数度のリリース延期を経て、最終的に現在のタイトルに変更のうえリリースされている。

プロデュースは過去にBEASTIE BOYSなどを手がけた DUST BROTHERSで (Michael Simpson とJohn Kingのコンビ)、前作のキャッチーでストレートな作風からガラリと方向性を変え、ハードロックとテクノを融合させたダークでヘヴィな音世界を構築。この音楽性の変化について、当時のVinceは 「前作と大きく趣が変わってることは事実さ。 でも、オレが今やりたいことを素直にやっただけだし、ロックン・ロールの要素は失われてはいないはずさ」と語っている。

1993年後半の北米クラブ・ツアーの後、バンドからはSteve Stevens (G)が脱退しており、本作では Robbie Crane(B)の友人であり Los Angelesをベースに活動していたバンド WILDSIDEに在籍していたBrent Woods (G)が新たに加入。本作ではBrentのギター・プレイを主軸にレコーディングが行われている。

アルバム制作期間中に、ソロとして2度目の来日公演(1994/ 10/ 15 - 10/ 24の全7公演)が実施されているが、同公演の時点ではバンドに在籍していたDave Marshall (G)は、本作のレコーディング途中にバンドを脱退しており、アルバムではサポート・ミュージシャンとしてクレジットされているのみ。

また、Daveの後任として元OUTLAW BLOOD、MOTHERLANDのMarti Frederiksen (G)の加入が予定されていたが、最終的にMartiがバンドに加入することはなく、ソング・ライター(カヴァー曲#09, #11および#10を除く全9曲に関与)およびバック・ヴォーカルとしてアルバム制作に貢献。

#08 #11のカヴァー2曲は日本盤のみのボーナス・トラック。#08はIggy Popのカヴァーで、同曲ではVinceがベースをプレイ。#11はCHICAGOのカヴァー。その他、日本盤では初回生産分のみ、カラーポスター、ステッカーのオマケが封入されている。

#10は、1995/ 08/ 15に病気のため4歳で亡くなったVinceの愛娘 Skylarに捧げられた曲で、アルバムのリリース直前に追加されたトラック(制作時の仮タイトルは"Neverending Love")。同曲はシングル・カットされ、生前の娘の姿(ホーム・ビデオ)をコラージュしたビデオも制作された。 また同曲と、カヴァー曲の#11はVince自身がプロデュースを手がけている。


※商品情報→ コチラ(日本盤)

----------------------------------------
Vinceがソロ第二弾の意欲作として発表した本作ではあるが、その極端な音楽性の変化と所属レーベル Warner Brothersの体制変更によるプロモーション不足などもあり、セールス的には期待通りの結果が残せていない。また、上記Skylarの一件により、Vince自身のモチベーションが低下(飲酒癖の悪化)していたこともあり、本作を取り巻く環境が全てマイナスに作用していたことも事実である。
ちなみに、本作リリースに伴うツアーは翌年1996年01月からの日本公演が最初となったが (1996/ 01/ 08- 1996/ 01/ 12の全7公演)、レーベルのサポートを失ったアメリカにおいては、06月から行われた WARRANTと SLAUGHTERとの北米パッケージ・ツアーまでLive活動は実施されなかった。また、同パッケージ・ツアー開始の段階でドラムのVik Foxx は既に解雇されており、後任には元OZZY OSBOURNEバンドで、後にMotley Crueに加入することになるRandy Castillo (Dr / Ex:OZZY OSBOURNE)が参加している。ただし、同ツアーに対する意欲を全く失っていたVinceは、プレイ中に勝手にステージを降りてしまうなどの振る舞いが相次ぎ、結果、残りスケジュールを残して同ツアーをキャンセルしている (ツアー終盤には、Vinceの態度に意見した Robbie Crane (B)も脱退(解雇)となり、WARRANTのキーボーディスト Danny Wagnerがベースを弾いていた)。



WILDSIDE 「UNDER THE INFLUENCE」

Vinceのソロ後期を支えたギタリストBrent Woodsが、かつて在籍したWILDSIDEのアルバム(1992年)。 「CARVED IN STONE」ではアルバム全体を支配するダークなサウンドばかりが特記されがちだが(Brentもけっこう弾きまくっているのだが)、このWILDSIDEのアルバムでは、エッジの効いたハードロック然としたギターを聞かせる。

※商品情報→ コチラ(日本盤アメリカ盤





back to : Vince Neil - Solo Works <index>


[ Home ] [ News Archive ] [ Discography ] [ Solo Works ] [ Live ] [ Maniacs ] [ Special ] [ Links ]  [ Contact ]
Copyright(C) 2000-2008, Crueheads, All Rights Reserved