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TOMMY LEE / TOMMYLAND: THE RIDE
* update 2009/06
TOMMY LEE / TOMMYLAND: THE RIDE |
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01. Good Times
- Features Butch Walker
02. Hello Again
- Features Andrew McMahon (SOMETHING CORPORATE)
03. Try In To Be Me
- Features Chad Kroeger (NICKELBACK)
04. Sister Mary
- Features Carl Bell (FUEL)
05. The Butler
06. Tired
- Features Joel Madden (GOOD CHARLOTTE)
07. I Need You
- Features Andrew McMahon (SOMETHING CORPORATE)
08. Make Believe
09. Makin' Me Crazy
- Features Harry
10. Watch You Lose
11. Say Goodbye
- Features Nick Carter (BACKSTREET BOYS)
12. Hello Again -Acoustic ver.-
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Album Details: |
* Original Released : 2005/08/09 (日本盤:
2006/03/01)
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* Debut : 62 (2005/08)
* Peak : 62 (2005/08)
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* Single : #03."Try In To be Me",
#01."Good Times", #02. "Hello
Again"
* Video : #01."Good Times"
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Liner Notes: |
2005年8月にリリースされた、Tommy Leeのソロ・アルバム(METHODS
OF MAYHEMを含めると、通算3枚目のソロ・アルバム)。プロデュースは過去のソロ・アルバムと同じくScott
Humphrey。アルバムのタイトルに使用された"TOMMYLAND"は、Tommyの自宅の愛称にして、2004年10月に発売されたTommyの自伝本と同タイトル。
2004年後半、Tommyはアメリカのテレビ局NBC制作によるリアリティ・ショー「Tommy
Lee Goes To College」の撮影に取り組んでいたが、本アルバムは同番組の撮影終了後に制作開始。2005年6月の番組オンエア時には、#01."Good
Times"が番組の主題歌として使用された。
ただし、本アルバム制作時には、既にTommy復帰を最大のトピックとした「Motley
Crue再始動」が決定。2005年3月から大規模なツアーが予定されていたため、番組オンエアのタイミングでアルバムをリリースするには、Tommyは早期にアルバムを完成させねばならず、制作終盤のTommyはMotley
Crueのリハーサルとインタビューなどをこなしつつ、不眠不休の状態で作業を続けていた。
ソロ名義でありながら、METHODS OF MAYHEMの延長線上で制作された前作「NEVER
A DULL MOMENT」から約3年を経て、時代と共にTommyの音楽指向も変化。本アルバムでは前作,
前々作で提示された、オルタナティブ・ロック、テクノ,
ヒップ・ホップ寄りの要素は影を潜め、自然体なポップ・ロックが展開されている。
音楽性の変化は、Tommyのソロ・アルバムで恒例となった多数のゲスト・アーティストのリストでも顕著。プロデューサーとしても活躍するButch
Walkerを始め、Andrew McMahon (SOMETHING CORPORATE),
Chad Kroeger (NICKELBACK), Carl Bell (FUEL),
Joel Madden (GOOD CHARLOTTE)など、(当時の)アメリカのロック・シーンで注目のメロディ・メーカーがTommyと曲を共作、およびゲスト・シンガーとして共演。また、ポップ・グループBACKSTREET
BOYSの一員にして、Tommyの友人であるNick Carterの参加も話題となった。
#09."Makin' Me Crazy"でフィーチャーされているHarryは、Los
Angelesをベースに活動するイギリス出身の女性シンガー。彼女は本来、Dirty
Harryと名乗りアーティスト活動を続けていたが、1stアルバム・リリースの際に、Clint
Eastwood主演の大ヒット・アクション映画
「Dirty
Harry / ダーティ・ハリー」関係者との間で、商標に関する訴訟トラブルが勃発。以後、Harry名義にてアルバムをリリースするなど活動を続けている
(が、メディアによりDirty Harryとして表記される場合もある)。
プレイヤー陣の内訳は、Tommyが全曲でドラムをプレイ。ベースは、METHODS
OF MAYHEM以来、Tommyのソロ作では常連のChris
Chaney (JANE'S ADDICTION)が、こちらも全曲を通して担当。
ギターには、Dave Navarro (JANE'S ADDICTION),
Chad Kroeger (NICKELBACK), Deryck Whibley
(SUM 41), Butch Walker, Carl Bell (FUEL),
Nick Lashley (SUB.BIONIC / #11."Say
Goodbye"に参加), Billy Morrison (THE
CULT, CAMP FREDDY, CIRCUS DIABLO), Phil X
(POWDER, THE DRILLS), Bobby "Raw"
Anderson (JACK'S MANNEQUIN), Timmy Dawson,
Paul Ignasinski, Scott Humphrey, Benji Madden
(GOOD CHARLOTTE)と、大勢のプレイヤーが集結している。
ファンタジックなイラストを用いたジャケット・デザインは、Los
Angelesにベースを置くデザイン集団「SYNDROME
STUDIO」のJames Lareseによるもの。
アルバムからの1stビデオ・クリップは、#01."Good
Times"。撮影は2005/7/11に行われたが、ビデオに登場するモデル
Crystal嬢とTommyのロマンスが、ほんの一時期、ゴシップ誌を騒がせた。
アルバム・リリースと前後して、Tommyは「Motley
Crue再始動」に伴うスケジュールの合間を縫い、テレビ出演やインストア・イベント(サイン会)など、精力的にソロ・アルバムのプロモーションを展開。
リリース前日の2005/08/08には、アメリカNBCの人気番組「Tonight
Show with Jay Leno」に出演し、番組中でシングル"Good
Times"をプレイ。さらに、2005/08/14には元ヨメPamelaが主役のトーク番組「Comedy
Central Roast of Pamela Anderson」、2005/09/12には「The
Ellen DeGeneres Show」に出演し、同曲をプレイ。各番組とも、バンドを引き連れてはいたものの、Tommyはギターを持たず、あくまで一人のシンガーとしてLiveパフォーマンス。バンドにはMarty
O'Brien (B / METHODS OF MAYHEM), Phil X (G
/ POWDER, THE DRILLS), J3 (G / 元STUCK MOJO,
SKRAPE) などが参加している(番組により、ギターはPhil
XとJ3を交代で起用)。
アルバムのプロモーションにおいて、Tommyはアメリカのインターネット接続サービス大手AOLのインターネット番組「Sessions@AOL」に登場。インタビューを交え、#01."Good
Times", #02."Hello Again",
#03."Try In To Be Me"のスタジオLiveを披露。
オリジナル・リリース時、本アルバムは従来からの慣例であるメジャー・レーベルとの一括契約をせず、アメリカの卸売り会社Handleman社に流通を委託したうえで、各国のレーベルと個別に契約するという新たなビジネス・モデルが取られていた。ちなみに、カナダでは、#03."Try
In To Be Me"にゲスト参加したNICKELBACKのヴォーカリスト、Chad
Kroeger が設立したレーベル「604 Records」
からのリリースが決定(当時)。これについてChadは、「オレはずっとTommy
LeeとMotley Crueのファンだった。だけど、そんなTommyと一緒に曲を書いて、ましてや、自分のレーベルからアルバムをリリースするなんて夢にも思わなかったよ! 604
RecordsのスタッフもTommyと一緒に働けることにワクワクしてるよ」とコメントしている。
上記に従い、イギリスでは同国のRocket Scienceレーベルを通じて、2005年9月上旬にリリース。Tommyはアメリカでの「Motley
Crue再始動」が一段落した2005年11月にヨーロッパを訪れ、ドイツ版「Top
Of The Pops」に出演するなどのプロモーションを行っている。
日本盤はアメリカ盤から遅れること約半年後に発売。当初、リリース日は2006年2月15日とされていたものの、いったん2月22日に延期。さらに延期を続け、3月1日にようやくリリースされた。
→ 商品情報(日本盤)
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Personnel: |
* Drums : Tommy Lee
* Bass : Chris Chaney
* Guitars : Dave Navarro, Chad
Kroeger, Deryck
Whibley, Butch Walker, Carl Bell,
Nick Lashley,
Billy Morrison, Phil X, Bobby
"Raw"
Anderson, Timmy Dawson, Paul
Ignasinski,
Scott Humphrey, Benji Madden
* Keyboards : Scott Humphrey,
Andrew Mcmahon,
Patrick Warren
* Violin : Carla Kihlstedt
* Vocals : Tommy Lee, Andrew Mcmahon, Butch
Walker, Nick Carter, Joel Madden, Harry
* Background Vocals : Phil X,
Matt Sorum,
Andrew Mcmahon, Crispin Earl,
Tommy Lee
* All Songs Produced & Mixed
by : Scott
Humphrey
* Co Produced by : Tommy Lee
* Additional Mix on "Try
In To Be Me"
by Randy Staub at The Wharehouse
Studios
in Vancouver.
* Engineered by : Chris Baseford
* Assisted by : Taylor Latour
* Recorded & Mixed at : The
Chop Shop
(Hollywood, CA)
* Mastered by : Tom Baker at Precision Mastering
* Except "Try In To Be Me"
Recorded
and Mixed at : Mountain View
Studios (Vancouver
B.C.)
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Release Info:US |
[ Original Released ] by TL Education Services
Inc.
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Release Info:JP |
[ CD Released 2006/03/01 ] by ユニバーサル・インターナショナル
UICE-1125
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