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TOMMY LEE / NEVER A DULL MOMENT
* update 2009/06
TOMMY LEE / NEVER A DULL MOMENT |
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01. Afterglow
(Lee)
02. Hold Me Down
(Lee / Happenen)
03. Body Architects
(Lee)
04. Ashamed
(Lee / Happenen)
05. Fame 02
(Bowie / Lennon / Alomar)
06. Blue
(Lee)
07. Sunday
(Lee / Happenen)
08. Why Is It
(Lee / Humphrey)
09. Face To Face
(Lee / Happenen)
10. Higher
(Lee / O'Brien)
11. People So Strange
(Lee)
12. Mr. Shitty
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13. Drum Jam
14. New Skin (Radio Edit)
- with Tilo / No Kid Rock
※#13-14: 日本盤のみのボーナス・トラック
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Album Details: |
* Original Released : 2002/05/21 (日本盤:
2002/05/15)
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* Debut : 39 (2002/05)
* Peak : 39 (2002/05)
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* Single : #02."Hold Me Down",
#04."Ashamed"
* Video : #02."Hold Me Down"
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Liner Notes: |
制作当初(2000年後半)、Tommy Leeのソロ・プロジェクトMETHODS
OF MAYHEM(以下、MOMと省略)名義にて作業が進められていたものの、2001年初頭にTommyの相棒でありラッパーのTiLo(ティロ)が脱退。いったん完成したトラックに再び手が加えられ、約1年後の2002年5月にTommy
Lee個人名義でリリースされた、(実質上の)2ndソロ・アルバム。
テクノ, ヒップ・ホップに傾倒したMOM名義による1stソロ・アルバムに比べ、Tommyは本アルバムでMOMの要素を残しつつも、よりロック指向のサウンドを展開。これについてリリース当時のTommyは、「単純にラッパー(Tilo)の脱退があったからじゃない、あらゆる要素を詰め込んだMOMのアルバムを経て、このレコードでやっと自分の焦点が定まってきた結果」と語っている。
曲制作においては、約半数がTommyとKai Huppenenとの共作(KaiはMOMのギタリスト。MOM時代のKaiは"Kai
Marcus"と名乗っている)。同じくMOMのベーシストMarty
O'Brien、プロデューサーScott Humphreyが、それぞれ1曲を共作。その他のトラックは、Tommy一人によるもの。
#05."Fame 02"は、David Bowieのアルバム「YOUNG
AMERICANS」(1975年)収録曲にして、David
Bowie初の全米No.1獲得となったヒット・シングルのカヴァー。Tommyいわく「タイトルに"02"が付くのは邪道なカヴァーだから。だけど、常に変化を続けるDavid
Bowieに敬意を込めた曲でもある」とのこと。
リリース当時、自宅の郵便受けにTommyが放り込んだサンプル盤を聞いたNikki
Sixxは、「TommyのNewアルバムはグレイトな"Rockアルバム"。特に#08."Why
Is It"は最高さ、繰り返し聞いているよ」と感想を寄せている。
#11."People So Strange"には、Tommyの2人の息子(Brandon
Thomas, Dylan Jagger)が登場。2人はアルバム・リリースに伴い制作されたEPK(Electric
Press Kit / 映像によるプロモーション素材)にも出演し、ギターをブン投げる暴れん坊ぶりを見せる(笑)
レコーディングに際し、Tommyはヴォーカル,
ドラムの他、ギター, ベース, キーボードにも関与。その他、ギター:Kai
Huppenen、ベース:Marty O'Brien, Chris Chaney
(JANE'S ADDICTION)、ドラム:Stephen Perkins
(JANE'S ADDICTION)など、MOM時代のツアー・メンバーがベーシックな部分でのサポートを務めている。
アルバムにはゲストとして、DEFTONESのChino
Moreno (Vo)(#04."Ashamedのバック・ヴォーカル)
、INCUBUSのBrandon Boyd (Vo), Mike Einziger
(G)(#06."Blue"に参加)といったオルタナティブ・ロック勢のほか、TOTOのギタリストにして数々のセッションでも著名なSteve
Lukatherも参加(#04."Ashamed",
#05."Fame 02")。2002年2月、ソロ公演で来日したSteveはTommyとのレコーディングに言及、「Tommy
LeeのHip Hop Metalアルバムに、すげぇギタ−を入れてきたぜ」とコメント。
2002年4月にオンエアが解禁された、1stシングル#02."Hold
Me Down"のプロモーション・ビデオ(ディレクター:Dean
Karr)には、カナダのエンターテイメント集団
Circus de Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)が全面協力。幻想的な雰囲気を持つビデオが制作された。また、同シングルはBillboard
Hot Mainstream Rock Tracksで5位のヒットを記録。
アメリカ盤に先駆け、約1週間前に先行リリースされた日本盤には2曲のボーナス・トラックを収録。#14."New
Skin (Radio Edit)"は、MOM名義による1stソロ・アルバムでフィーチャーされていたKid
Rockのパートを、ラッパーTiLoが再レコーディングしたもので、MOMアルバムからの2ndシングル。
アルバムのプロモーションに際し、Tommyはアメリカで人気のトーク・ショー「Jay
Leno Show」に出演(2002/05/22)。Tommyはギターを抱えたソロ・シンガーとして登場し、1stシングル#02."Hold
Me Down"をプレイ。Tommyバンドのメンバーは、J3
(G / 元STUCK MOJO, SKRAPE), Marty O'Brien
(B / METHODS OF MAYHEM), Will Hunt (Dr /
SKRAPE)。
Tommyは上記バンドを引き連れ、2002/05/24から短期間の北米ツアーを行った後、ヴォーカリストの急死で活動停止となったバンドDROWNING
POOLの代役として、Ozzy Osbourne主催のフェスティバル・ツアー「Ozzfest
2002」に出演。
さらに2002年10月には、韓国のソウルで行われた大規模ロック・フェスティバル「ETP-FEST
2002」に登場するなど精力的に活動していたが、その直後、Tommyが所属レーベル「MCA」との契約を失ったため、それ以降、本アルバムに連動したプロモーション、ツアー活動は終結している。
→ 商品情報(日本盤)
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Personnel: |
* All Songs Produced by : Scott Humphrey
and Tommy Lee
* Musicians and Vocalists : Brandon
Boyd,
Chris Chaney, Jimmy Coo, Dj Z-Trip,
Mike
Einziger, Rollen G., Mayte, Scott
Humphrey,
Kai Huppenen, Brandon and Dylan
Lee, Steve
Lukather, Mixmaster Mike, Chino
Moreno, Marty
O'Brien, Rahzel, Benett Salvae,
Phil X
* Engineers : Frank Gryner and
Scott Humphrey
at The Chop Shop, Los Angeles,
CA
* Mastered by : Tom Baker at
Precision Mastering,
Hollywood, CA
* Art Derection and Design :
Meat and Potatoes,
INC.
* Photography : Todd Gallopo
* Under Disc Photo : Matthew
Welch
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Release Info:US |
[ Original Released ] by MCA Records
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Release Info:JP |
[ CD Released 2002/05/15 ] by ユニバーサル・インターナショナル
UICC-1055
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